【おすすめ漫画】「ミワさんなりすます」映画ヲタクと推しのミステリーラブロマンス

ビッグコミックオリジナルの「ミワさんなりすます」
「フリンジマン」や「服なんて、どうでもいいと思ってた。」の青木U平が手掛けるミステリーラブコメディです。

偶然の事故により、最愛の推しの元に「なりすまし」で働くことになった映画ヲタクのミワ。
なりすましという罪を告白しようと決意するものの、推しと同じ空間でコミニケーションがとれる美味しいシチュエーションから、ずるずるとなりすましを続けてしまう。

そんなミワとミワの推し「八海崇」の関係から目が離せない!
ハラハラも、笑いもキュンも、推しに悶えるも体験できるジェットコースターのような漫画です。

好きなものを極めたサブカル女子
世の中に生きづらさを感じる女子
辛いことがあった時に笑いを摂取したい女子

へおすすめの漫画「ミワさんなりすます」を処方します。

「ミワさんなりすます」のあらすじ

「ミワさんなりすます」のあらすじ
出典:ミワさんなりすます1巻より

主人公の久保田ミワ29歳は、レンタルビデオショップでアルバイトをするフリーター。
幼い頃から映画が好きなミワは、周りに引かれてしまうほど映画への愛が強いオタクであった。

ミワの最推しは日本の映画俳優「八海崇」。
(現実でいう、渡辺謙とか真田広之的な立ち位置)
ハリウッド映画にも出演するトップ俳優を推しながら、映画を愛する日々を送っていた。

そんなミワは、ある日八海崇の家の家政婦を募集していることをインターネットで発見する。
(芸名は伏せての募集だが住所も本名も調べ上げているミワには特定できてしまうのだった)

思い切って募集してみようと考えるが、応募資格には英語堪能やら、インテリアコーディネーターだのミワが手にしていない資格ばかりが並んでいた。
泣く泣く諦めるが、家政婦に選ばれた人をこの目で見届けようと、八海崇の自宅をこっそり訪れた。

自宅近くで家政婦らしき女性を見かけたが、その人が偶然の事故に巻き込まれ、、。
呆然と立ち尽くしていると、八海崇のマネージャーに遭遇してしまう。

「あなたが、新しい家政婦さん?」

否定できずにいたミワは、そのまま八海崇の自宅に足を踏み入れることに。
そして、なりすましたまま家政婦として働くことになったのだ。

ミワはなりすましがバレて社会的死を迎えるのか。それとも、、?

以上。
笑いありハラハラあり、ラブあり?の「ミワさんなりすます」のあらすじをご紹介しました。

控えめ系オタクとイケオジの推し

「ミワさんなりすます」のあらすじ
出典:ミワさんなりすます1巻より

推し活を題材にした漫画は今やたくさんありますが、
「ミワさんなりすます」は新しいジャンルのオタクが主人公です。

友達もいない、彼氏もいない、推しもトップオブ俳優で遠いからこそ自宅で愛でるのが一番の楽しみ。
映画が好きすぎるあまり、映画の話しかできないからこそ周りとのコミュニケーションもうまく取れないオタクだった。

そしてミワの推しであるイケオジ俳優「八海崇」。
推し活を題材としている漫画の推しは大体若かったり、成長過程だったり、クズだったり、お金を搾り取ったりするメンズが多い中、八海崇は落ち着きのある男優。

お金もあるから、性で釣ってお金を巻き上げたり、女の影をチラつかせたりファンを不安にさせることはない。
ただただ大人なのだ。

消費しない推し活って最高だなって。地下アイドルを推してた過去を持つ管理人は強く思うわけです。

そんな2人のやりとりが、なんか良い!
でもミワが推しの前で陥ってしまうパニック状態はめちゃくちゃわかる。
推しがいる人なら共感できることも多いのではないでしょうか。

注意点としてはミワは軽いオタクではなく、深い深い沼にハマったオタクなので悪しからず。
でも基本的にミワは控えめで、推しに迷惑かけないことを信条にしている憎めないキャラなのです。

他にはないラブコメ漫画

「ミワさんなりすます」のあらすじ
出典:ミワさんなりすます1巻より

ラブ要素はまだなく、どちらかというとなりすましがバレるかバレないかのヒヤヒヤな展開が続きます。

しかし推しがいる人ならわかる。
こんな幸せなことはないと。

八海崇の気持ちはまだ不明ですが、推しの近くで過ごせることで潤い、ツッヤツヤな肌で日々を過ごすミワ。
なりすましがバレてはいけない、という気持ちもありつつも舞い上がってしまう気持ちもおさまらない。

途中で交通事故にあった本物の家政婦が出てきたり、マネージャーが厳しかったりと試練はあるが、
豊富な映画の知識のおかげで、推しの八海崇との関係もどうやら良い感じ?
続きが気になる、、!
正直、展開が面白過ぎてあっという間に読み終わってしまいます。

映画好き・サブカル女子はぜひ読んで!

「ミワさんなりすます」のあらすじ
出典:ミワさんなりすます1巻より

何かを極めること、それは素晴らしいことだと言われるけど
映画なり漫画なり、小説なりをとことん極めると意外とコミュニティが狭まってしまうことがある。

好きすぎて、周りに合わせられない。
好きすぎて知識が深すぎて周りから浮いてしまう。
そんな経験をしたサブカル女子は少なくないはずだ。

「ミワさんなりすます」の中でも映画愛が強すぎるミワは、職場や学校のコミュニティに馴染めず、ただ孤独に愛を深めていたのだった。

そんな中、好きすぎて突き詰めた映画の知識が、通じる場所が現れる。
今までそんな場所が存在しなかったからこそ、ミワは信じてはいないが、その映画好きを面白がり長所として認めてくれる存在がいる。

それが本当に素晴らしい。
何かをとことん愛し、何かに精通しているオタク女子やサブカル女子、
もしもこのままで良いのかなと思ったときにぜひ読んで欲しい漫画である。

好きなことを追求することは、周りになんて言われようが絶対的に素晴らしいことなのだ。

絵までが美しい「ミワさんなりすます」

ご紹介した「ミワさんなりすます」。
物語はもちろん、絵もとっても綺麗だしサクサク読めるので
スカッと面白い話が読みたいというときにもおすすめの漫画です。

好きなものを極めたサブカル女子
世の中に生きづらさを感じる女子
辛いことがあった時に笑いを摂取したい女子

「ミワさんなりすます」おすすめです!

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日々の生活の中でしんどい事があったり、やる気が出ない時はいつだって漫画に助けられてきました。
モヤモヤを抱えている人に少しでも楽しい気持ちになって欲しい。
年間1000冊以上漫画を読むKurumiが漫画を処方します。