当たり前と呼ばれることに違和感を感じたり、職場で居心地の悪さを感じたり
そんな時に読みたい漫画を5作品ご紹介します。
ダルちゃん/はるな 檸檬
「ダルちゃん」のあらすじ
普通の人に「擬態」しても、生きづらい。ダルダル星人の姿を隠して、一生懸命に「働く24歳女性」に「擬態」するダルちゃん。ダルちゃんは「普通」じゃない。そのままの姿だと気持ち悪がられます。だから社会のルールを一生懸命覚えて、居場所を探します。誰かに合わせて生きていると、自分が本当は何を考えているのかわからなくなるけれど、それで相手が喜んでくれているのなら、人に合わせることの、何がいけないのだろう――。資生堂のウェブ花椿にて2017年10月～2018年10月に連載されていた本作。連載時より「しんどいけれど、読む手がとまらない」「ダルちゃんは、私だ」と大反響の声が集まった傑作コミックを、フルカラーで単行本化。孤独への強烈な自覚のある人物が創作に目覚める過程を通じて、自身の「ほんとうの言葉」を獲得していく姿は、圧巻です。くるおしいほどの切実さが胸に迫る傑作コミック。
全2巻（完結）
「ダルちゃん」のおすすめポイント
普通の「働く24歳女性」に擬態して生きるダルダル星人のダルちゃん。
人に合わせることで安心して生きていましたが「創作」に出会うことで自分の本当の想いを知るダルちゃんに共感する人も多いはず。
そのままで良いって思わせてくれる勇気が湧く作品です。
ちひろさん/安田弘之
「ちひろさん」のあらすじ
元風俗嬢、ちひろ。海辺の小さなお弁当屋で働く彼女の元にはいろいろな悩みを抱えた客がやってくる。恋愛、仕事、家族、自分自身…ちひろが導く答えは？多くの人を救った傑作、新作で復活!!
全9巻（完結）
「ちひろさん」のおすすめポイント
人と一緒じゃなくて良い。無理に自分を偽らなくて良い。と教えてくれる「ちひろさん」。
自由なちひろさんの生活や言葉は胸に刺さります。
読むと生きるのが少しだけ楽になる、そんな作品です。
Piece/芦原 妃名子
「Piece」のあらすじ
高校を卒業して数年、水帆に突然かかってきた電話…それは高校の同級生・折口はるかの訃報。地味で目立たないはるかだったが、水帆は高校時代はるかが妊娠していた事実を知らされる。しかも、はるかの母親に「その子の父親を捜してほしい」と頼まれてしまう。しかし、水帆は恐れていた。高校時代、キスを交わした成海皓に再び関わってしまうことを…。
全10巻（完結）
「Piece」のおすすめポイント
亡くなった同級生の過去を追うとともに、自分の気持ちや感情に向き合う女子大生の物語。
周りの声や環境に振り回されて気付きにくかった本音や「本当にやりたいこと」を掴んでいきます。
芦原先生の作品や感情が揺さぶられる表現が多く出てきます。
自分の本音がわからないときなどにおすすめの作品です。
先生の白い嘘/鳥飼 茜
「先生の白い嘘」のあらすじ
「このマンガがすごい！オンナ編」2014に第9位を獲得した、注目作家鳥飼茜の青年誌最新作、登場！原美鈴は24歳の高校教師。生徒を教師の高みから観察する平穏な毎日は、友人・美奈子の婚約者、早藤の登場により揺らぎ始める。二人の間に、いったい何があったのか？――男と女の間に横たわる性の不平等をえぐる問題作、登場！
全8巻（完結）
「先生の白い嘘」のおすすめポイント
女と男の関係について描かれた作品。身体を重ねることに違和感を持つ人やトラウマがある人がたくさん出てきます。
重くて暗い話なので気分が沈む人もいるかもしれません。
でも男女関係に違和感を感じる人は共感できる作品です。
着たい服がある/常喜 寝太郎
「着たい服がある」のあらすじ
女子大生マミには、誰にも言えない「秘密」があった。それは、「ロリータファッション」に憧れていること。背が高く、一見クールなマミは、家族からも友達からも「かっこいい女性」像を自然と求められ、そのイメージから外れることに臆病になっていた。だが、周りの目を気にせず奇抜すぎるファッションをし続けるバイト先の同僚・小澤くんに感化され、徐々に「本当の自分」を開放していく――。
全5巻（完結）
「着たい服がある」のおすすめポイント
見た目からかっこいいと言われ続けてきたマミ。でも本当は可愛いものが大好きでロリータに憧れていることを周りに言えずにいた。
周りの言葉のせいで自分が本当にやりたいことが出来ずにいる女性が、バイト先の奇抜なファッションの小澤くんとの出会いから自分を変えていく物語。
本当にやりたいことがなかなかできない人におすすめの作品です。
生きづらさを感じる時に読みたいおすすめの漫画5選をご紹介しました。
ぜひ、参考にしてもらえると嬉しいです♪
